仙台市文・瀧澤 豊(屋根職人)

仙台市の天窓の雨漏り。海に近い地域と高台で、出やすい症状がちがいます

仙台市の天窓の雨漏りは、地域で出方がちがいます。海に近い宮城野区・若林区はサビ、青葉区・泉区・太白区の高台は風の日の吹き込み。築25年前後の家で見ておきたい所と、直し方を屋根職人がまとめました。

仙台市は、海に近い平野と、内陸の高台とで、天窓の傷み方がちがいます。同じ仙台市でも、気をつける所が変わります。

01海に近い宮城野区・若林区:サビ

宮城野区や若林区など海に近い地域では、塩分をふくんだ風が当たります。天窓の外枠の板金や、ビスの頭にサビが出て、そこから雨が入るケースが目立ちます。雨漏りの出方も、内陸より早い傾向があります。

外から天窓が見える場合は、外枠に茶色いサビの筋が出ていないかを、地上から見てみてください。屋根には上がらないでください。

02青葉区・泉区・太白区の高台:風の日だけ漏れる

高台の住宅地では、強い風で雨が横から吹き込みます。ふだんの雨では漏れないのに、台風や春の嵐のときだけ漏れる、という出方があります。

「たまにしか漏れないから」と様子を見ているうちに、天井の裏で傷みが進むことがあります。くわしくは、台風のときだけ天窓から漏れるに書いています。

03仙台市のどの地域でも:築25年前後のパッキン

仙台市には、1980〜90年代に建てられた住宅が多くあります。そのころ取り付けられたベルックスの天窓が、いま25年を過ぎています。

天窓は、25年ほどで、ガラスのまわりのパッキンが硬くなります。そこから水が入るのが、いちばん多い雨漏りの原因です。同じ時期に建った分譲地では、まわりの家の天窓も、同じころに傷んできます。理由は、ベルックスの天窓が、25年を過ぎて雨漏りする3つの理由にまとめました。

04仙台市は雪が少ない。でも、凍結はある

仙台市は太平洋側で、雪は多くありません。ただ、冬は凍結があり、春先は強い風、夏は集中豪雨があります。雪国のような雪どけ水の雨漏りは少ないかわりに、風と大雨の日に症状が出やすい地域です。

雪で屋根に上がれない日が少ないので、天窓の工事は一年を通して行えます。梅雨と秋の長雨の前は依頼が重なるので、気づいた時点でのご相談をおすすめします。

05天井に茶色い輪のシミがあったら

天窓のまわりの天井やクロスに、茶色い輪のシミが出ていたら、すでに何度か水が回っているサインです。晴れた日は乾いて見えなくなるので、雨の日に写真を撮っておくと、原因を見分けやすくなります。

いま漏れている場合は、雨漏りの応急処置ガイドを先にご覧ください。

06直し方は、3つ

  • 交換(44万円〜) … 新しい天窓に替えます。いちばん長持ちする直し方で、天窓屋がおすすめしている方法です。
  • 板金カバー(13万円〜) … 古い天窓の上から板金をかぶせます。1日で終わることがほとんどです。
  • 撤去(27万円〜) … 天窓を外して、屋根をふさぎます。

仙台市での実際の工事は、青葉区の施工事例と泉区の施工事例に、写真つきで載せています。料金と流れは、仙台市の天窓修理・交換のページをご覧ください。

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