天窓の内側の枠が黒ずんできた。カビ? 雨漏り? 見分け方と拭き方
天窓の内側の枠が黒ずむ、木部がしみる、クロスにカビが出る。結露によるカビなのか、雨漏りのサインなのか。見分け方、安全な拭き方、やってはいけないことを屋根職人がまとめました。
天窓の内側の枠に、黒い点々が出てきた。そんなご相談も、冬の前後に多くなります。カビなのか、雨漏りなのかで、やることが変わります。
01黒ずみの原因は、おもに2つ
結露で出るカビ
冬の朝に、天窓のガラスや枠がぬれる。それが毎日続くと、枠の下側にカビが出やすくなります。黒い点が、ガラスに近い下のほうに集まっているときは、結露の可能性が高いです。(結露の理由は天窓の結露、雨漏りとどう違う?に書いています)
雨漏りで出るカビ
雨のあとにだけ枠がぬれる、枠から離れた天井にもシミが広がる、という場合は、雨漏りの可能性があります。木の枠が黒く変色したり、ふくらんだりするのは、水が入り込んでいるサインです。
02見分けるポイント
- 晴れた寒い朝にもぬれているなら、結露の可能性
- 雨のあとだけぬれる、シミが広がるなら、雨漏りの可能性
- 枠の木がやわらかい、ふくらんでいるなら、水が入っている可能性が高い
03安全な拭き方
- 手が届く高さで、脚立を使うときは、倒れないように足もとを確かめてください
- 乾いた布で表面のほこりを取り、そのあと、水でうすめた中性洗剤で拭きます
- 拭いたあとは、乾いた布で水気を取ります
- 塩素系の漂白剤は、木や塗装を傷めることがあるので、使わないでください
拭くのは、あくまで見た目をととのえる方法です。原因がそのままなら、またカビは出ます。
04天窓の外側には、上がらないでください
雨漏りが原因でも、自分で屋根に上がって、すきまをふさぐことはしないでください。落下の危険があり、ふさぎ方を間違えると、水の逃げ場がなくなって、かえって傷みが広がります。応急処置の考え方は雨漏りの応急処置にまとめています。
05直したほうがいい目安
- 拭いても、何度も黒ずみが出てくる
- 設置から25年を過ぎている
- 枠の木が傷んでいる
そのときは、交換をおすすめします。傷みを放っておくと、下地の腐れにまで広がることがあります。まずは写真を送ってください。撮り方はこちらです。