実家の天窓が雨漏りしている。離れて暮らす家族が、代わりに頼むときの進め方
東北の実家の天窓が雨漏りしているけれど、自分は離れて暮らしている。そんなご家族からの相談が増えています。写真を撮ってもらうところから、見積り、工事、お支払いまで、離れた所から進める方法を屋根職人がまとめました。
「実家の天窓から雨漏りしていると、親から電話が来た」「帰省したら、天窓の下の天井にシミができていた」。離れて暮らすご家族からのご相談が増えています。親御さんに代わって、お子さんが段取りを進めることは、めずらしくありません。進め方をまとめました。
01実家の天窓は、25年を過ぎていることが多い
親御さんが建てた家の天窓は、設置から25年を過ぎていることがほとんどです。25年は、パッキンやまわりの防水シートが寿命を迎えるころで、交換を考える目安です。
親御さんは「少し濡れるだけだから」「バケツを置けば大丈夫」と、がまんしてしまうことがあります。けれど、雨漏りは放っておくと、天井裏の木材や断熱材まで傷みが広がります。くわしくは、天窓の雨漏りを放っておくと、どうなる?に書いています。
02まずは、写真を撮ってもらう
最初に必要なのは、写真です。実家にいるご家族に、スマホで撮ってもらってください。
- 天窓を下から見上げた写真
- シミや濡れている所のアップ
- 外から見た、建物の全景
1枚だけでも大丈夫です。親御さんがスマホを使わない場合は、帰省したときに撮っておくか、近くのご親戚に頼む方法もあります。
撮るのは室内と地面からだけにして、屋根には上がらないよう、伝えてください。濡れた屋根はとても滑ります。
03写真は、お子さんから送っていただけます
天窓屋への相談は、LINEか電話です。LINEなら、離れて暮らすお子さんが、受け取った写真をそのまま送れます。写真をいただいたら、その日のうちに概算をお返しします。
あわせて、分かる範囲で次のことを教えてください。
- 実家の住所(市町村まで)
- 家を建ててからの、だいたいの年数
- いつから、どんなときに漏れるか
- 天窓の数と、開け閉めできるタイプかどうか
分からないことがあっても、問題ありません。現地調査のときに、屋根に上がって確かめます。
04現地調査と見積り
概算を見て、進めたいと思ったら、現地調査にうかがいます。日にちは、実家にお住まいの方のご都合に合わせて決めます。宮城・福島・山形・秋田・青森は、出張費・現地調査・お見積りが0円です。
お見積りは書面でお出しします。親御さんとお子さんの両方が同じものを見て、相談して決めていただけます。見るポイントは、天窓工事の見積書、ここを見てくださいにまとめました。
05直し方は、これからの暮らしで決める
| 直し方 | 費用の目安 | こんなときに |
|---|---|---|
| 天窓の交換 | 1基44万円〜 | これからも長く住む。明るさを残したい |
| 板金カバー | 13万円〜 | 費用をおさえて、雨漏りを止めたい |
| 撤去してふさぐ | 27万円〜 | 天窓はもう使っていない |
これからも長く住む家なら、天窓ごと新しくする交換をおすすめしています。天窓とまわりの防水をまとめて新しくするので、親御さんが雨のたびに心配しなくて済みます。
電動の天窓が動かなくなっている、高い所の天窓を開け閉めしなくなった、という場合は、開かないフィックスタイプに替えることもできます。考え方は、天窓の交換で、開閉式や電動に替えられる?をご覧ください。
06工事の日と、お支払い
天窓1基の交換は、屋根の上の作業が多くの場合1日で終わります。工事中も、家にいていただいて大丈夫です。流れは、天窓の交換工事は何日かかる?にまとめています。
天窓屋では、着手金をいただいていません。お支払いは、工事が終わってからです。クレジットカードと銀行振込は、離れた所からでも手続きできるので、お子さんがお支払いすることもできます。PayPayもご利用いただけます。
07訪問販売には、気をつけて
高齢の方だけで暮らす家には、「屋根が傷んでいますよ」と突然訪ねてくる業者が来ることがあります。その場で屋根に上がらせない、その場で契約しない、家族に相談してから決める。この3つを、親御さんと話しておいてください。業者の選び方は、天窓の雨漏り修理、どこに頼む?に書いています。
08帰省のときに、見上げてみてください
雨漏りは、住んでいる本人が気づかないうちに進んでいることがあります。帰省したら、天窓の下に立って、木枠や天井にシミがないか見上げてみてください。気になる所があったら、写真を1枚撮って、LINEで送っていただければ、見立てをお返しします。